振り返りと抱負

全国広域委員会のメッセージと抱負

広域委員長 株式会社エヌコネクト 代表取締役 永沼 徳之

はじめに


ユーオス・グループ創立40周年を迎えられ、誠におめでとうございます。
2020年度より広域委員会委員長の任を頂き、記念すべき40周年記念誌に携われ恐縮の至りでございます。

UOSとの繋がりと思い


UOSには、2010年に広報委員会へ前職の社長の代理として在籍し、広域委員会に変更後は関東支部の総務委員会と製品協業委員会で活動をし、2014年に社会貢献活動を中心に行う委員会が作られ委員長として活動を行い、全国広域委員会の活動も始まりました。UOSには「競合の中に協業あり」という言葉があります。当時の私は競合他社とは情報交換程度のお付き合い以上のものは必要無いと考えておりました。しかし、総務委員会や製品協業委員会での活動していく事で考え方も変わり、1社では行えない活動が会員同士の協力や支援で達成が出来ることを体感し「競合の中に協業あり」の言葉の意味もわかり、いまでは好きな言葉にもなりました。UOSの活動で出会い、作られた人間関係は今の私にとってかけがえのない物になり、公私において大切なものになっております。

広域委員会概要


広報委員会と社会貢献委員会が2013年に一緒になり広域委員会となりました。
全国5支部から②名の委員を選出し10名体制で活動が始まり、現在は関東支部から3名選出され11名で活動を行っております。

<広報活動>

ホームページの改修・アクセス分析、UOSパンフレットの作成・グッズ作成、IBM Big Blueのスポンサーなどを中心に活動しています。また、社会貢献活動が地域のメディアに掲載されることもあります。最近では北海道支部などで独自のパンフレットを作成するなど自主的な動きも見られます。

<社会貢献活動>

全国共通活動としては、元々はPCの中古機の収集及び寄付や、参加者のPCのCPUアイドルタイムを利用した科学分野への協力(World Community Grid)、切手収集などを全国規模で行っていましたが、前2つの役割を終えて活動を停止し、現在は知的障碍者をサポートするスペシャルオリンピックスに新たに参加しています。

それに加えて各支部の特色を生かした活動も行っています。
北海道 – 老人ホームでの雪像作り、子ども食堂への寄付及び交流会など
関東 – 初期:小学生を対象にしたロボラボ、トライサイエンス教室活動、現在:トライサイエンス教室活動、高校生以上を対象にキャリア教育など
中部 – 公共施設でのゴミ拾い、プログラミング教室など
関西 – 盲導犬協会の寄付など
九州 – 日本赤十字社への寄付、トライサイエンス教室活動など
*IBMが所有するトライサイエンス教室のコンテンツはUOSに引き継がれ活動が続いています。

直近の2020年は新型コロナウィルスが騒がれ始め大きな行動制限の中で活動をする年でもありました。活動の柱の一つである社会貢献活動は自粛制限の中、計画した事業が中止となり活動が思うように行えませんでした。
その様な大きな行動制限の中でも全国の広域委員は支部単位で出来る範囲の活動を行い、ユーオス・グループ会員間の繋がりと社会貢献活動を継続して頂きました。感謝の極まりです。
40周年を迎える2022年度は新型コロナウィルスと共存を視野に行動制限が順次緩和され活動が行える環境になりました。
ユーオス・グループの社会貢献活動のスローガンの一つ「子どもたちに科学や数学の面白さを伝え、“エンジニア”の仕事に興味をもってもらうことを目指す」に向けての学習活動も3年ぶりに行われました。
授業の中で、試行錯誤しながら創作を行う子供たちの笑顔と好奇心に輝く瞳にふれる事が出来ました。

これからの広域委員会


UOSが次の50年と活動の継続を目指して行く中、UOSの理念の基に広域委員会は広報活動と社会貢献活動を通して社会に貢献できる活動を担います。時代のニーズに対応しながら活動や体制も変わる事もあると思いますが、引き続きご理解とご協力を頂けますようお願い申し上げます。