振り返りと抱負

九州支部

コロナ禍を乗り越えて「仕事が増える」「社員が育つ」「採用できる」の3つのミッション 九州支部長 NEXTシステムズ株式会社 代表取締役 森島 潔

はじめに:御礼

ユーオスグループ40周年おめでとうございます。グループの周年記念にお祝いを申し上げるとともに、この原稿を書かせて頂いていることに感謝を申し上げます。そしてNEXTシステムズとして入会させて頂いたのが、2008年9月。それ以来、会員の皆様には全国各地でお世話になっており、併せて心より御礼を申し上げます。

この10年の九州支部:熱い人々

寄稿にあたり、九州支部発足からの出来事を振り返ってみましたが、かなりの激動でありました。

2006年2月、黒田さんを初代支部長に九州支部が発足、翌年には、2代目の藤原さんが助さん&格さん(重岡糸山両氏)を従えて支部長就任。さらにその翌年、2008年には、藤原さんに九州支部を爆発させたといわせた、武藤さんが支部長に就任すると、会員数を一気に増やし50社規模の支部となりました。

その後の武藤さんの理事長就任とともに、石川さんが(本人曰く、青天の霹靂で)支部長就任し、そしてUOS初の女性支部長、岩崎さんと続き、お二人のリーダーシップの元、2011年に九州支部初の「九州国立博物館コンファレンス」、2012年には「第1回九州支部ITソリューションフェア」の開催とビッグなイベントが続きます。

初のコンファレンスでは、博多の大シェンパイ、松尾さん、真島さんを中心に「コンファレンスのしおり」を作成。このしおりを基本設計書として九州支部での初めてのビッグなイベントに取り組み、無事に開催に漕ぎ着けました。

ソリューションフェアについては、当初数年はぶっつけ本番、試行錯誤のバタバタ続きでしたが、赤崎さんが強力なチーム体制を作り上げ安定的な運営ができるようになり、今年は津田さんに引き継がれ11回目を迎えます。


武藤さん浦上さんから始まった協業委員会は、案件情報の共有を進め協業実績を着実に積み上げてきました。「発県(発見)ツアー」と称した、各県での会員増強キャンペーンで鹿毛さんが強力な存在感を発揮、その後は園田さんがIBMさんとの良好な関係もしっかり維持しつつ、安定した委員会体制を構築し、矢野さんに引き継がれています。

教育委員会は、津田さん、佐藤さん、石井さんを中心に、毎年毎年新しいコンテンツを用意しなければならないという宿命を背負いながらも、長年に渡り企業見学会や多様な教育研修コンテンツを提供頂いています。


そして、支部活動の基盤となる総務委員会は、松尾さん、真島さん、そして支部発足メンバー最古参の伊藤さんをはじめとした、そうそうたる委員会メンバーで構成され、「バスケットボールクリニック」「ロボラボ教室」「チャリティボウリング(赤い羽募金)」「海の中道植樹&バーベキュー」「ゴルフ大会」「大望年会」など、数々のイベントを着実に開催頂いています。
今こうして振り返えると、発足から今日に至るまで、九州支部を支えてこられた皆さんの熱い熱い行動力に、全くをもって感服するところであります。

今後の抱負〜これからの取り組み〜

九州支部においても新型コロナウイルスにより発生したパンデミックにより2020年からは、活動停滞を余儀なくされましたが、いち早くオンライン開催を開始。ハイブリッド開催など変化する環境に対応していきました。一方ではここ数年、会員数が増えず、また高い結束力が作用し、役員会・支部会・全国総会・コンファレンスなどの顔ぶれがほとんど変わらないという課題も生んでいます。
そこでこうした現況を打破すべく、「ロボラボ教室、チャリティボウリングに代わるイベント企画」「エンジニア向けのクラウド勉強会」など、新規企画にも取り組み始めました。また、鹿毛さんがベースを作られた専門学校との合同企業説明会も本年よりトライすることになり、採用支援活動も取り入れたいと思います。
今後はこれらも活動と若手の参加も募りながら、「仕事が増える」「社員が育つ」「採用できる」の3つのミッション掲げ、UOSの理念である「ITで社会に貢献するグループ」をPRし会員増強に取り組んでいきたいと思います。

むすびにあたって

今回、支部の抱負を述べさせて頂くにあたり30周年記念誌をあらためて読み返しました。今更ながらですが、グループを発足し継続されてきた皆様の「熱い想い」がひしひしと伝わってきました。特に黎明期の大変なご苦労をされたところでは、目頭も熱くなりました。
こうした熱い想いを繋いでゆくことが、我々グループの運営を預かる者の使命でもあると思います。2007年7月25日発信の「UOSアピール」の理念とともにこの「熱い想い」を伝え、九州からの熱い風を日本中に吹かせ続けて行きます。